化学物質過敏症
 
 化学物質への暴露が個人の許容量を超えると、その後に原因化学物質への微量
  物質への微量暴露であっても免疫障害、自律神経障害、臓器障害などアレルギー
  疾患または中毒的な多種類の体調変調をきたし、化学物質に対し過敏状態となる
  ことがある疾患です。
 
 障害等級は「障害認定基準」と「重症度分類PS※」で総合的に決定されま
   す。       ※Performance Stetysu(パフォーマンス・ステータス)
 
 一般状態区分表(障害認定基準)
区分一   般   状   態
無症状で社会活動ができ、制限を受けることなく、発病前と同等にふるまえるもの
軽度の症状があり、肉体労働は制限を受けるが、歩行、軽労働や座業はできるもの
例えば、軽い家事、事務など
歩行や身のまわりのことはできるが、時には少し介助が必要なこともあり、軽労働はできないが、日中の50%以上は起居している
エ 身のまわりのある程度のことはできるが、しばしば介助が必要で、日中の50%以上は就床しており、自分では屋外への外出等がほぼ不可能となったもの
オ 身のまわりのこともできず、常に介助を必要とし、終日就床を強いられ、活動の範囲が概ねベット周辺に限られるもの
 
 認 定 等 級 目 安
  等級区   分
1級
2級エまたはウ
3級ウまたはイ
 
 
P S (performance status)
 PS0症状がなく平常の社会(学校)生活ができ、制限を受けることなく行動でききる。
 PS1
通常の社会(学校)生活ができ、労働(勉強)も可能であるが、症状を感ずるときがしばしばある。
 PS2
通常の社会(学校)生活ができ、労働(勉強)も可能であるが、症状のため、しばし ば休息が必要である。
 PS3
症状のため、月に数日は社会(学校)生活や労働(勉強)がでず、自宅にて休息が必要である。
 PS4
症状のため、週に数日は社会(学校)生活や労働(勉強)がでず、自宅にて休息が必要である。
 PS5
通常の社会(学校)や労働(勉強)は困難である。軽作業は可能であるが、週のうち数日は自宅にて休息が必要である。
 PS6
調子のよい日には軽作業は可能であるが、週のうち50%以上は自宅にて休養が
 必要である。
 PS7
身の回りのことはでき、介助も不要であるが、通常の社会(学校生活)や軽労働(勉強)は不可能である。
 PS8
身の回りのある程度のことはできるが、しばしば介助がいり、日中の50%以上は
就床している。
 PS9身の回りのこともできず、常に介助がいり、終日就床を必要としている。
 
 
 認 定 等 級 目 安
等級          PS
1級      9 または 
2級      または 
3級 または  または 
 
 
PSと一般状態区分の障害等級の目安
等級障害の状態
1の可能性
PS  かつ 一般状態区分 
PS  かつ 一般状態区分 
2級の可能性
PS    かつ 一般状態区分  または 
PS  かつ 一般状態区分 
3級の可能性
PS  かつ 一般状態区分  または 
PS  かつ 一般状態区分 
PS 4 かつ 一般状態区分 
 
 診断書は様式第120号の7(血液・造血器・その他の障害用)を使用します。